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ヨーロッパウナギの長距離移動の秘密は「地球の磁場」

FAM타임스 | FAM타임스 | 入力 2017.12.26 14:35|更新 2026.09.13 02:50 | コメント 0

ヨーロッパウナギは地球の磁場を移動の地図として利用する。個体数は生息地減少や海流の変化、海洋汚染などで大幅に減少している。

▲ 出典=ウィキメディア・コモンズ
成長期のヨーロッパウナギ(European eels)が、地球の磁場を利用して移動していることが明らかになった。これはウミガメやサケ、そのほかの海洋哺乳類が広大な海で進む方向を見つける際と同じ方法だ。

ヨーロッパウナギは、バミューダ諸島近くのサルガッソー海から、成魚になって暮らすすみかを求め、ヨーロッパや北米地域の河川へ移動する。

米フロリダ州にある米国海洋大気庁の研究員らは、海水を満たした水槽にウナギを入れ、地球の磁場の代わりとなる銅線を設置した。

電流を流していないとき、ウナギは特定の方向へ泳がなかったが、サルガッソー海に存在する磁場と似たパターンの磁場を作ると、その大半が水槽の南西方向へ移動した。ウナギは、水槽内のどの方向であっても、磁場を生み出す電線がある方向に向かって泳いだ。

研究員らは、若いウナギが磁場を利用した独自の地図を頼りに、メキシコ湾流に乗って西大西洋からヨーロッパまで移動すると説明した。

ヨーロッパなどを目指して生息地を探しに出たヨーロッパウナギは、約20~90年後に再びサルガッソー海へ戻り、繁殖した後に一生を終える。

残念ながら、この独特な魚の将来はそれほど明るくない。ヨーロッパウナギは、国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature)が指定する絶滅危惧種だ。

国際自然保護連合によると、過去45年間で、繁殖のため再びサルガッソー海へ戻る銀ウナギ(ヨーロッパウナギが成魚になった際の呼称)の数は50~60%減少した。生息地の減少や海流の変化、海洋汚染などが原因だという。これに伴い、ヨーロッパ海域へ移動してくる若いウナギの数も、同じ期間に約90~95%減少したとしている。

#ヨーロッパウナギ #地球の磁場 #サルガッソー海 #回遊 #絶滅危惧種 #海洋汚染
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