宇宙へ送られたプラナリア、人類の宇宙旅行にまつわる驚きを明らかに
宇宙へ送られたプラナリアで双頭の個体が見つかり、その個体が分かれた後も二つの頭部が見られた。研究には温度条件などの限界がある。
[ファムタイムス パク・ジュヘ記者]宇宙実験に参加したプラナリアが、双頭の個体となって帰還した。
宇宙科学者たちは、宇宙旅行が引き起こす身体的変化を観察するため、国際宇宙ステーション(ISS)にプラナリアを送った。
ケンタッキー宇宙センターの創設者クリス・キメル氏は、これまで宇宙飛行士の身体的変化に関する研究は数多く行われてきたものの、分子や細胞レベルで無重力状態の影響を受けることを実証した研究は、そのうちごくわずかだと説明した。
科学者らは、生物種にかかわらず、地球の重力と磁場が、細胞が分裂を決定する過程や、各器官の分化および成長の停止にどのような影響を及ぼすのかを研究することが重要だと述べている。
これを研究するため、科学者らは2015年、無傷のプラナリアと一部を切断したプラナリアをそれぞれ宇宙へ送り、その変化を観察した。
プラナリアは切断後の再生能力でよく知られており、実験個体は半分が空気、半分が水で満たされた容器に保管された。また、対照群についても地球上で同じ環境条件の下、実験が行われた。
宇宙へ送られた実験群が地球に戻ると、研究チームは驚くべき事実を発見した。宇宙へ送られた実験群の中に、頭部が二つに分化した個体が見つかったのだ。
そのプラナリアが分かれると、分かれた個体も二つの頭部を持つようになり、研究チームは双頭現象が長く持続すると予測した。
タフツ大学の生物学者マイケル・レビン氏は、「双頭のプラナリアを見るのは非常に神秘的だ」と語った。
別の実験個体である無傷のプラナリアは、自然な姿の個体へと分化した。
研究チームは、この研究にはいくつかの限界があることを認めた。宇宙の温度が実験個体にどのような影響を及ぼしたのか把握できなかったが、これは地球上の対照群を宇宙とまったく同じ温度で保管できなかったためだ。
プラナリアが地球へ帰還するまで、追加の切断や実験は行われなかった。
レビン氏は、将来、国際宇宙ステーションに搭乗する科学者が宇宙でプラナリアを切断し、観察された変化を報告するようになることを期待していると述べた。
なお、この研究結果は学術誌『Regeneration』に掲載された。
パク・ジュヘ記者 fam1@pcss.co.kr
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