中国のパンダ、生態系改善の最大の功労者
中国のパンダ保護活動は生息環境を改善し、レッサーパンダやターキンなど同じ地域に暮らす多様な野生動物にも恩恵をもたらした。
[ファムタイムス、パク・ジュヘ記者]パンダは一日中竹を食べて過ごす、かわいらしく愛らしい動物として知られている。
中国のパンダを救うための保護活動は、パンダの命を救っただけでなく、生態系もよみがえらせる一石二鳥の成果をもたらした。
中国当局は、パンダを危険から救う活動が生態系の保全にもつながるとは想像すらしていなかった。
パンダが人々に喜びをもたらす動物であることは確かだが、どのような重要な役割を担っているかについては知られていない。
パンダは草木が生い茂り、緑にあふれた場所に生息する。生息地が汚染されたり、人為的に姿を変えられたりすると、パンダはそこで暮らし続けることができない。
そこで中国当局は、国内で愛されているパンダを救うため、生息地の植物と安全な環境の保全にあらゆる努力を注いだ。
その後、中国の動植物を取り巻く生態系は大きく改善した。その効果は、同じ自然環境で暮らすほかの種にもドミノ式に広がった。
ゴールデンモンキー、ターキン、レッサーパンダ、ジャコウジカ、ツキノワグマなどもパンダの生息環境で暮らしており、生態系改善の大きな恩恵を受けて繁栄している。
中国は、野生動物保護に取り組むうえで、ほかの国々の模範となっている。
研究者らは、パンダのための活動が生態系保全という効果をもたらしたこの事例を、ほかの地域でも活用できるかどうか研究している。
同じような成果が得られないとしても、この事例は、野生動物が健康かつ安全に暮らせる清潔な環境をつくる必要性を知らせるきっかけとなっている。
パンダは、ただかわいいだけの動物ではない。愛らしいだけの存在から、生態系の改善を導いた最大の功労者として注目されるようになった。
パク・ジュヘ記者 fam1@pcss.co.kr
コメント 0