清酒を濾し取った後に造るマッコリ、今では「主役」がマッコリ? 楊平のマッコリ
楊平の地平マッコリを例に、マッコリと清酒・濁酒の関係、4~6%の度数、流通規制の撤廃、特産酒の天酒を紹介する。
マッコリは、米で仕込み酒を造った後に清酒を濾し取り、残った酒粕を再びふるいにかけ、水を加えて濾した酒だ。醸造酒に分類され、清酒から派生した廉価な酒である。清酒の需要が減った現代では、マッコリ専用に醸造し、全体に水を混ぜて濾している。マッコリは「粗く(マク)濾した」ことからその名が付き、透明な清酒に比べて濁っているため濁酒(タクチュ)とも呼ばれる。濁酒とマッコリに違いはない。現代の濁酒は、材料の種類にかかわらず蒸留前の仕込み酒を意味する一方、マッコリは米を主原料とする。濁酒の中にマッコリが含まれると考えられる。
「座り込み酒」と呼ばれるマッコリ、その度数は?
マッコリは、飲んでいる時よりも、飲み終えて立ち上がる時に酔いが回り始める酒だとして、「座り込み酒」とも呼ばれる。酔うと親の顔さえ分からなくなるという言葉もある。トンドンジュは清酒に分類され、マッコリほど濃厚ではなく、二日酔いもひどくない。マッコリのアルコール度数は4~6%ほどと酒類の中では低い方で、飲む人が酔いを感じにくい。酔いを感じた時にはすでに多く飲んでおり、普段の酒量よりも飲み過ぎる可能性が高い。
マッコリと競合する清酒、そのほかの特産品とは
各地域にはマッコリを造る工場が一つずつあり、楊平郡には地平マッコリという名の醸造所があり、商品はコンビニでも販売されている。マッコリは国民的な人気を誇る酒だが、その特性上、早く消費しなければならない。かつては法律により、生産された地域内でのみ消費するよう制限されていたが、1999年に非加熱濁酒の地域制限が撤廃された。楊平の特産品にはマッコリのほか、「天から授かった酒」を意味する天酒(チョンジュ)もある。天酒は世界市場に送り出す高級酒で、薬ヨモギとカワラヨモギを使って仕込まれる。伝統酒の開発技術が認められ、ベンチャー企業として登録されている。
[ファムタイムズ=パク・ヘミン記者]
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