廃品を拾うおばあさんの傍を守る珍とした犬のペック、「子供なのだから捨ててはいけない」
ソウルのある街で、毎日廃品を拾うおばあさんの傍には、頼もしいボディーガードとして振る舞う5歳の珍とした犬「ペック」がいます。ペックはおばあさんの生活を助けるだけでなく、亡きおじいさんの遺志を継ぐかのように、家族として深い絆を結んでいます。
ソウルのある街、毎日廃品を拾うおばあさんの傍には、常に頼もしいボディーガードの役割を果たす5歳の珍とした犬「ペック」がいます。KBS動物TV : アニマルフォーユー animal4uの2013年1月17日に放送された映像によると、ペックは単におばあさんに付いて回るだけでなく、おばあさんの生計を助ける仕事まで引き受けています。
おじいさんの最後の遺言を守る賢いボディーガード
ペックとおばあさんの特別な縁は、過去にまで遡ります。もともとペックは、果物商をしていたおじいさんに付いて回っていた子犬でした。しかし、昨年おじいさんが病で亡くなったことで状況が変わりました。映像内の説明によると、おじいさんは生前、おばあさんをよろしく頼むという言葉を残しており、ペックはその心を理解しているかのように、おばあさんの傍を離れずにいます。
ペックはおばあさんが廃品を回収する際、傍で迷いなく動きます。道端に捨てられた箱を見つけると、真っ先に駆け寄って収穫物を確保した後、おばあさんのところへ戻ってくることもあります。箱だけでなく、ペットボトルや飲料缶など、リサイクル可能な品物を自ら選び出し、おばあさんの手伝いをする姿は、近所の住民たちの間でもすでに有名です。特に狭い通路を通る時は、センス良く後ずさりしながら移動する賢さまで見せます。
近所の住民たちはペックに関心を 寄せ、温かい心を分かち合ったりもします。隣人たちは時折、ペックに必要な物を準備してきたりもしており、映像では隣人がプレゼントした冬服を着たペックが、モデルのようによく似合っている姿が収められています。ペックはこのような隣人たちの関心の中でも、毅然と対処し、街のスターとしての地位を確立しました。
おばあさんの食事まで待つ礼儀正しい家族
おばあさんとペックは、平屋の一間ですべての生活を共にする、世界に二つとない家族です。ペックはおばあさんの手に洗ってもらいながら丁寧に体を洗い、おばあさんはペックの古くなった膝掛けを整えながら愛情を注ぎます。二人の絆は食事の時間にも現れます。ペックはおばあさんが食事を始める前には、決して先に口をつけません。おばあさんが「お母さん、食べよう」と促すまで待ってから、おばあさんと一緒に食事を終える姿は、ペックがおばあさんを単なる保護対象ではなく、家族として扱っていることを示しています。ペックがいるからこそ食事をするようになるというおばあさんの言葉は、二つの存在の深い繋がりを表しています。
また、ペックはおばあさんの話し相手であり、愛嬌を振りまく役割も果たします。おばあさんの気分を晴らすために芸を見せたりもし、夜にはおばあさんの枕元を守り、寝床を共にします。おばあさんはペックの言葉もよく理解しているようで、ペックもまたおばあさんの使い走りを見事にこなす姿を見せます。おばあさんはペックに向かって「息子だよ」と呼び、深い愛情を表現しています。
病院の前を守る一途な存在、人生の伴侶となったペック
健康状態が良くなく、毎日病院を訪れなければならないおばあさんにとって、ペックは最大の支えです。腰が悪く毎日理学療法を受けなければならないおばあさんが病院を訪れる時、ペックはおばあさんと離れなければならない時間を耐え、病院の門の前を黙々と守ります。1時間ほどの治療が終わり、おばあさんと再会する場面は、まるで離散家族が再会するような姿を演出します。
寒い冬の日、おばあさんは自分よりもペックの健康を先に心配し、防風着を準備してあげます。「私は拾っても犬にしかあげない」とおばあさんがペックを子供のように大切にする言葉には、深い真心が込められています。おばあさんはペックがいるからこそ険しい道も恐ろしくないと語り、二つの存在は互いの人生を支え合う唯一の慰めであり、伴侶として生きています。おばあさんはペックと共に病気にならず健康に生きることが願いだと言い、互いの傍を守る生活を続けています。
コメント 0