子どものけんかに対処する正しい姿勢とは?
子どものけんかへの介入を控えるドイツと、争いを避ける日本の事例から、親の見守り方と適切な導き方を考える。
しかし、「ドイツ流の子育て:子どもたちをけんかさせておこう(Parenting the German Way: Let the Children Fight)」という論文を書いたサラ・ザスケ(Sara Zaske)博士は、子どもたちが互いにけんかをして怒りを発散するよう、そのままにしておくべきだと述べた。ザスケ博士によると、ドイツの親や教師は、子どもたちが互いの体を傷つけない限り、けんかに介入しない。子ども同士で問題を解決し、仲直りできると考えているためだ。
ザスケ博士は「教師たちは子どもたちがけんかしている状況を見守っており、時折、子どもたちの言い争いに介入して、その子が何を望んでいるのかを決められるよう手助けする」と話した。
もちろん、子どもたちがまったくけんかをしない場合もある。こうした状況は主に日本で見られる。米国と日本の生徒について、けんかや格闘、その他の状況を比較した研究によると、米国の生徒の92%は、けんかが原因で罰など受けたくないと答えた。一方、日本の生徒たちは、ほかの生徒を傷つける恐れがあるため、そもそもけんかに巻き込まれるべきではないと述べた。これについて専門家のミシェル・ウー(Michelle Woo)氏は、あるメディアとのインタビューで「日本の生徒たちは人生経験を通じて知恵と成熟を身につけた」と語った。
一方、親が子どもの問題を解決するために乗り出すこともできるが、子どもたちが自分で問題を解決できるよう見守るべきときもある。ただし、子どもたちを正しい方向へ導くため、常に注意深く見守り、思いやりの手本を示さなければならない。また、子どもたちが感情を表に出せるよう、一人になれる場所を別に用意するのもよい。
[ファムタイムズ=チョ・ユナ記者]
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